今夏開催する『令和8年度保育士養成セミナー』のプログラムの魅力や注目セッション、ご来場へのご案内について開催前にひと足早くご紹介してまいります。

シンポジウム

「保育士養成のこれからを考える」
コーディネーター
山縣 文治 氏大阪総合保育大学 特任教授
<プロフィール>
青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭等を経て、現職。社会的活動として日本保育学会副会長、こども環境学会副会長、こども家庭庁「こども家庭審議会」委員および「幼児期までのこどもの育ち部会」委員(部会長)、「保育専門委員会」委員(委員長代理)、保育士養成課程等検討会委員(委員長)、栃木県幼児教育センター顧問、よこはま☆保育・教育宣言運用協議会委員、NHK・E テレ「すくすく子育て」出演、等。著書に、『子ども主体の保育をつくる56の言葉』(学研、2025 年)、『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』(北大路書房、2025)など。

趣旨

保育現場では、保育者の確保が非常に厳しい状況が続いています。少子化、保育士養成課程の縮小、保育業務の過酷さ、労働条件の厳しさ、保育の仕事の魅力の低下、様々な要因が指摘されています。それでも、現場で活動を続けている保育士は多く存在します。保育士養成校を卒業後そのまま保育現場で働くもの、いったんは企業等に就職しても、再び保育現場に帰ってくるものもいます。

 社会的保育のニーズは、量的にも、質的にも、当面の間大きく減少することはないと推察されます。これに対応するためには、保育の仕事の魅力を実感できる社会、制度、現場を再構築していく必要があります。保育の仕事の魅力は、社会全体の認識を基盤に、保育士養成校と保育現場の双方の協力と信頼関係で構築されるものです。

 本シンポジウムでは、保育所、認定こども園、地域活動などの現場が、どのような保育者を求めているのかを、荘保共子氏、森本宮仁子、蕨川晴之氏の3 人の実践家をシンポジストとして迎え、議論していきます。シンポジストは、大阪でもとりわけ多くの課題を抱える家庭が存在する地域で、長年、親子の支援に関わってこられた方々です。

 3人のシンポジストの方には、まずは、それぞれの現場の状況とそこで働く保育者の姿を語っていただきます。それを踏まえて、保育現場が求める保育者像を「現場に入るときに育っていてほしい10 の姿」というイメージで議論していきたいと考えています。どのような、保育者像が提案されるか、参加者の皆様も「卒業までに育てたい10 の姿」をそれぞれ考えて来ていただき、会場ですり合わせができたらと思います。

 「保育、この面白さを手放さない」。保育者が生き生きと働くことのできる現場づくりに向けて、保育現場と保育士養成校の双方が手を携え、困難な時代を乗り越えるヒントを考えることができたら幸いです。


プログラム・会場案内

日時【1日目】
8月26日(火) 15:00~17:00
会場10階
1001~1003会場(メイン会場)

ダウンロード


*本ページに掲載するイラスト・写真等についても転載は固くお断りいたします。